因縁に決着をつけろ。オゴウ×クラハシ徹底討論
どうも、しんさくです。
ダイゴザビースTVにてなんとも刺激的な企画が行われました。
「オゴウ×クラハシ徹底討論、正しいのは俺だ!!」
時は今から20年前(20年もですよ!!)に遡ります。ストリートファイター2がゲームセンターで大人気を博していた時、二人の強豪プレイヤーがいました。
オゴウ(別名yaya)
クラハシ(別名ナラケン)
・オゴウ
「このゲームは、波動を打ち続けて、相手が飛んでるその時だけ波動を打たなかったら、それだけで勝てる」という考えから強キャラとは呼べないサガットを使用する伝説のプレイヤー。ウメハラさんいわく、まさに言葉通りらしくて「ずーっと波動打ってくるから、いい加減にしろ!って飛んだら、その時だけ打ってない」という逸話も持つ。
・クラハシ
スト2以外には何もいらない、強くなるためにはこれだけで十分だという並々ならぬ情熱から食事は全てバターロールだったという逸話を持つこれまた伝説のプレイヤー。勝つために必要なことはなにかを考えるとにかくストイックな取り組み方。格闘ゲームに美学は弱くなる要素の1つ、だからおれは美学を持たないというかっこいい名言を持つ。
彼らは強豪プレイヤーでした。そしていつしか因縁を持つようになりました。ゲームセンターであっても会話はなく、対戦することもなくなったそうです。その因縁に決着をつけようと、20年後しに、ストリートファイター2で白黒つけようじゃないか!
というのが今回の企画です。
この対戦、この配信、かつてないほど盛り上がりました。最高同時視聴者数は17000人以上でした。20年前のゲームがですよ?!何故そこまでに盛り上がったかというと、この対戦には人と人とのドラマがあったからです。二人の因縁についてはこの対戦が決まることとなった「オゴウクラハシ徹底討論、正しいのは俺だ!」会で詳しく語られています。
その中で僕が気になった点をまとめます。
◼オゴウさんの意見
・美学があって飛ばないんじゃなくて、飛ばない方が勝てるから飛ばない。美学で戦ってない。
・1P側はスト2じゃねえよ(冗談まじりに)
・白虎隊本部(オフ対戦環境を無料で提供してくれていた場所)に来てる癖に「お前らは弱いからやりたくない」って言ってたけど、じゃあ来なくて良くね?
◼クラハシさんの意見
・相手が飛ばないってわかってるなら波動拳永遠に打つよ、だから美学っていうのは戦略の幅を狭めるものだと思ってる
・対戦に美学をおれは取り入れないけど、それを否定したりはしない。自分のスタイルを貫くって人を否定したりしないけど、そのスタイルを強要もしない。
・覚えてないけど、サガットに連敗してダルシム使うってその時点で完全敗北を認めてる。そんなことは絶対しない
・1P側で昇竜がでないことを諦めてたように見えた。だからガチじゃないなと思った。
・おれは強い人と対戦したかった。白虎隊本部でオゴウさんは強かったから対戦したかった、他の人は弱かったから対戦したくなかった。あの発言をしたことに関しては反省してる。
この討論の主軸がひとつありました。
「美学」です。
対戦に求めるものは何か?
オゴウさんは「美学」
クラハシさんは「勝利」
この違いが二人の軋轢を生んだのではとジャッジであるウメハラさんも思っていました。しかし討論のなかでオゴウさんは美学ではなく、あくまで勝利を追い求めた先に、今のスタイルがあると言うことがわかりこの「美学」と「勝利」という意見が真っ向からぶつかるということはなかったですが。
「じゃあ話し合ってても仕方がない、俺たちは格闘ゲーマーなんだから、対戦で決着つけようじゃないか、プロゲーマーの俺も参戦してやるよ。」
とジャッジウメハラさんが言い、対戦へと発展するのです。
そして三つ巴の戦いへ、、、!!!
三つ巴戦の記事は次回〜
ばいばい