ストリートファイター5を楽しむブログ

ストリートファイター5で遊ぶ、観る上で大事なことを書きたいままに書きます

フェアキャラとアンフェアキャラ

対戦とは相手の体力を0にするか、タイムアップ時間の時に相手より体力が上か、の2つで勝敗が決まります。この目標を達成するために、相手を画面端に追い詰めたり必殺技を出したりします。

目標
「相手の体力を0にする」
「タイムアップ時に相手より体力上」

この目標を達成するための戦い方には大きく2つあります。それは
「システムに沿ったダメージの取り方をする戦い方」
「そのキャラ固有のダメージの取り方をする戦い方」

です。ここではその2つの戦い方をするキャラをフェアキャラ、アンフェアキャラの2つに分けます。
※名前の由来はMTGのフェアデッキ、アンフェアデッキから

フェアキャラは王道な戦術を取り、試合展開も古くからの格ゲーを踏襲。対するアンフェアキャラはそのキャラの尖った性能を相手に押し付けてダメージを取ります。そしてプレイした人なら誰しもその経験があると思いますがアンフェアキャラからそのキャラの個性で思いっきりダメージをとられた時、めちゃくちゃ萎えます。「おれはこんなに真面目にゲームやってるのに、、、!」という誰も聞いてない自己格ゲー理論を空に放ちます。これほどに怒ってしまうのですから、当然アンフェアキャラは嫌われる傾向にあります。

さて、ここからは僕個人が思うストリートファイター5のフェアキャラ、アンフェアキャラを紹介しましょう。


◼フェアキャラ
 リュウ
 ケン
 チュンリー
 ガイル
 ナッシュ
 ファン
 かりん
 キャミィ
 ベガ
 コーリン
 エド
 ジュリ
 バーディ
 ラシード

◼アンフェアキャラ
 ララ
 ミカ
 いぶき
 ザンギエフ
 ダルシム
 アビゲイル
 アレックス
 バイソン
 豪鬼
 バルログ
 ユリアン

はい、これを書いてて思ったこと


「キャラ多いっすね!!」


これだと良くわからないのでもっと絞ります

◼フェアキャラ(絞りver)
 リュウ
 ケン
 チュンリー
 ガイル
 かりん
 ファン

◼アンフェアキャラ(絞りver)
 ララ
 ミカ
 いぶき
 バイソン
 ザンギエフ
 ダルシム
 アビゲイル

私の感覚で絞りました。彼らはその戦い方が全く違います。フェアキャラ陣営は古来からの立ち回り、特に近距離戦においてシステムに則った戦術で戦います。そのためダメージを取られた側は納得がいきます。「この人上手いプレイヤーだなー」と感動することすらあるでしょう。


対するアンフェアキャラは違います。アンフェアキャラはそのキャラにしかない尖った性能を持っています。今回絞ったキャラは尖りまくっているので、最後にどう尖っているかを各キャラ紹介します。

ララ・・・近距離戦が鬼。近づいてからの崩しが多彩で全てをガードするのは難しい。コマンド投げというガード不能の技を持っており、防御側はただガードするだけでは防げない。ただし、ララ自身が相手キャラに近づくまでに苦労する。

ミカ・・・近距離戦が仁王。特に画面端での攻めが超強い、その上ミカのコンボは相手を端に運ぶコンボが標準搭載されている。ナデシコという相方を一瞬呼ぶことができ、その瞬間は2対する1になる。このナデシコが強くて、ミカよりナデシコの方が強いと言われるほど。コマンド投げを持っている。ただし、ミカ自身が相手キャラに近づくまでに苦労する。

いぶき・・・起き攻めが阿修羅。格ゲーでは起き上がりの相手を攻めることを起き攻めというがその起き攻めが強力。初めて喰らったときは何をされているかわからないまま死んでいた、となるだろう。

バイソン・・・ターンパンチがシド。ボタンを押しっぱなしにすることでどんどん威力が上がるターンパンチという技がこのゲームのルールを超越している。ターンパンチ一発で体力が5割消し飛んだシーンを僕は大会で見たことがある。喰らった人は「くだらねー」と思っただろう。また近距離戦の火力も相当なものでかなりのダメージがとれる。

ザンギエフ・・・近距離戦のハラショ。近距離戦が全キャラ1強いと言ってもいい。それはコマンド投げを搭載しておりそのダメージがばかでかいからだ。コマンド投げか打撃かという単純な二択を相手に押し付けることで近距離戦では無類の強さを誇る。ただし、近づくまでにスゴく苦労する。

ダルシム・・・遠距離戦のガンジス。びよーんと伸びる手足で相手になにもさせず勝つことを目標とする。他のキャラが等身大のリーチの技に対してこのダルシムはみよ~~~~んと腕を伸ばすことで約4倍程リーチに差がある。ダルシムに1度も近づけずに負けることもある。遠距離戦最強、近距離戦最弱という振り切ったキャラ。近づかれると一気にきつくなる。


いかがだったでしょうか。
アンフェアキャラはシステムを度外視したダメージの取り方をするのでそれが全面に押し出されると煮えたぎります。「こっちはじっくり攻めてたのに、一発でぱーかよ!」と思います。ただし、キャラ紹介にも記載していますがアンフェアキャラは尖った分、短所、弱点もわかりやすいです。ザンギエフダルシムなんかはわかりやすいですね。その弱点を上手くつければ逆に相手を萎えさせることができるでしょう。大会を観ていてアンフェアキャラを見た時は「ああ、このキャラって尖ってて、そしてちょっと嫌われてるんだろうなぁ」という目で観るのも面白いです。弱キャラで強キャラを倒す時は会場めちゃくちゃ盛り上がります。


ばいばい